webエンジニアは戦略的に勉強していくのがおススメという話
戦略なしに勉強しても身に付きにくい
webエンジニアになるとわかるが、この業界はなんでもかんでも勉強しようとすると果てしないため、どんなに時間があっても足りません。
しかし、webエンジニアになりたての人やまだ歴が浅い人はわからないことがたくさんあるので、あれもこれもと勉強しがちなように見えます。(自分も結構そういうタイプでした)
やる気に溢れているのはもちろんいいのですが、それではいつまでたっても基本ができるようにならないのであまりおススメ出来ません。
では、どのように勉強していくべきでしょうか。レベル別でまとめてみました。
【LEVEL1】全体像を意識する
webの技術は主にフロントエンド・サーバーサイド・インフラといったように分けられます。エンジニアによってメインの領域があるとは思いますが、まずはここを串刺しで覚えるとwebサービスの全体像がつかめるようになります。
例えばVue.js+Laravel+VPSでCentOS複数台構成とかを自分で作れるようになるとぐっと理解が深まると思います。
こういった理解をしないまま、どんどん他の技術に手を出したりしているといつまでたっても基本が固まらず、技術の繋がりを理解できないため、知識が面として広がっていきません。
自分の会社の技術などを参考にこのような方針で勉強してみるのがおススメです。
【LEVEL2】周辺技術に手を伸ばす
例えばCakePHPを触っていた人がLaravelに手を出してみるとか、jQueryを触ってたけどVue.jsをやってみるとかですね。
違うフレームワークを触ってみることで、共通で使われている言語や領域に関してより理解が深まったりしますね。
もちろん言語レベルで変えたり、違うクラウドサービスを使うとかもありです。
ここではLEVEL1で得た基本知識を使って、知識の面を増やしていくステップですね。
【LEVEL3】少し飛び地にも手を出してみる
基本的にはLEVEL2までできれば仕事で使う知識は十分に抑えていると思いますが、たまには今までよりも関連度が低いことを勉強してもいいかと思います。
例えばサーバーサイドを専門領域にしているけど、アプリ開発を始めてみるとかですね。
すぐに仕事には役に立たない可能性もありますが、このような勉強をしておくことで以下のようなメリットがあります。
- 差別化になる
- 意外と既存知識と技術的な繋がりがあることに気づく
- 気分転換になる
おわりに
もちろんここまで綺麗にレベル別にならないとは思いますが、エンジニアの学習戦略としてざっくりこういう感じになると思います。
LEVEL3で技術じゃなくて全然関係ないことを勉強したりしてももちろんいいと思います。僕の場合は、このブログを更新するのもある意味LEVEL3ですね。
少しでもこの記事が参考になると嬉しいです。